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本日は下まぶたのシワ、タルミに関してお話します。最近アンチエイジングに関します書籍、広告、化粧品をやたらと目にします。日本は特に世界一の長寿国で、よりよく人生を謳歌しようという"quality of life"の考え方が浸透しているように思います。

その中でもいつも若々しくいたい願望は強く、顔の手入れにはぬかりなく、日焼けにも注意して老化対策を実践されていると思います。ただその中でも下まぶたは最も早くから老化のサインが出始めるところですので、20歳代からクマ、小ジワを気にされる方も珍しくありません。

 

実際にできてしまったタルミ、シワはレーザーをはじめ非外科治療では回復は難しく、程度にもよりますが・・・切開しか治療手段がない方も多く見受けられます。このような方々は美容外科に相談にお見えになりますが、その中でも”ハムラ法”でお願いしますと、手術法を指摘する方もいます。インターネットなどでしっかり勉強されたのですね。

 

確かに以前は眼の下のふくらみを取るべく眼窩脂肪を取り除き、更に余分な皮膚、筋肉を取るという手術が主流でした。一方最近では脂肪は取らずに温存して、ふくらんでいるところから窪んでいるところに移動させる、という考え方が主流になっています。

 

これがハムラ法として理解されている方法です(実際にはSam.T.Hamraは単純にこの方法ではなく、フェイスリフトの一環として行っています)。確かに的を得た良い方法であります。そこで、どんな方にこのハムラ法が適応になるのでしょうか。

 

下まぶたのたるみ、シワが悩みで、ふくらみも強く、さらに頬瞼溝が深く目立っている方に最も適した方法です。詳細は下のイラストでお分かりいただけますでしょうか?

 

 

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モニターさんを見ていただきますと、下瞼がスッキリしたとともに、頬瞼溝も目立たなくなっていますね。ご本人も大変満足していただいています。

 

 

 

 

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コメント

ご紹介いただいた症例にあてはまり、
目の下のふくらみがたいへん気になっております。
実にわかりやすい手術法と例を挙げていただき、理解致しましたが、ハムラ
法とは異なった方法があることを知りました。
他院では目の下のくぼみの解消施術は
下まぶたの裏側を切開し、そこから脂肪を抽出し、目尻の方に少し引き上げる仕上げで、最後も縫合しない接着のみで、表面からの切開、縫合を避ける方法を取るクリニックもあるようです。できれば内側切開が安心です。
こちらの方法との違いと効果の程度の比較をご説明いただきたくお願い致します。(また費用はどのくらいかかるでしょうか?)
よろしくお願い致します。

しょうこ様
ご質問有難うございました。ご質問に正確にお答えするには、しょうこ様の年齢、現状がわかりませんと難しいですね・・・。そこで一般論でお話しますと、ハムラ法は下まぶたのふくらみを取り、その余分な脂肪を窪んでいる頬瞼溝に移動し、ゴルゴ線を改善するものです。さらに外側上方に皮膚・筋肉を引き上げて余剰部分を切除してシワ、タルミを改善するものです。一方、裏側(結膜側)から脂肪を取ることはすごく簡単です。ただこれだけですとゴルゴ線の窪みは残ったままですね。技術的にはこの脂肪をゴルゴ線の下に移動させることも可能です。問題は目尻側に引き上げる際に裏側からでは理想的な骨膜の位置に引き上げることは不可能です。よってこの引き上げというのはほとんど無意味なものと思っていただいたほうがよろしいのではないでしょうか。もちろん皮膚を切除しないのですから、かえってゆがみが出てシワが増えることになりかねませんね。ご自分で下から下まぶたの皮膚を上に押し上げていただくと皮膚が余るのがわかりますが、これを切除しないわけですからその余剰部分はいったいどうなるのでしょうか?結局は、その手術法の効果は脂肪が減ったことによる膨らみの解消ということにつきます。ハムラ法は筋肉(眼輪筋といいます)の引き上げと同時に余剰皮膚を切除して縫い上げることにより、たるみ・シワに効果的な手術法であるわけです。結論を申し上げますと、”皮膚の張り”に関しましてはその効果はまったく別物とお考えください。但し、しょうこ様が現在悩まれているのが”膨らみ”だけであれば、結膜側からの脂肪取りだけでも十分なのではないでしょうか。実際に拝見させていただければどちらの手術が適切であるか判断させていただきます。ご来院お待ちしております。

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