« 手術シミュレーション | メイン | 本日の手術 »

 

昨日、本日とまったく同様なオトガイの骨切りであご先を短くする手術をおこないました。また昨日同様の手術を希望される方が相談に来られました。相談内容はといいますと顎を短くするのに顎の先端で骨を削るあるいは骨を切るのはいけないのか?という質問でした。他のクリニックを沢山回ってきたがクリニックによって言うことが異なり、混乱しているようでした。

 

これに対する答えは、やはり先端で骨は切らないほうが良いのです。したがって通常は中抜き法という中間骨片を切除して上下の骨をワイヤーないしプレートで固定するというものです。それでは何故先端で骨を切ることが好ましくないか説明してまいります。これは世界的には常識になっておりますが、日本国内のDr.にはあまり知られていないようですね。先端を切る場合には下顎骨の下側の筋肉を完全に剥離しなければなりません。この筋肉とはオトガイ舌骨筋、顎舌骨筋、顎二腹筋などです。特に舌骨筋群は下顎骨から剥離してしまいますと、筋肉の張力により下顎の皮膚、筋肉、更には下唇をも下方向に引っ張ってしまい、結局術後下唇の位置が下がってしまうことにより閉口障害、すなわち口が閉じにくい状態となります。そのためそのような手術を受けた患者さまは知らず知らずのうちにあご先の筋肉に力を入れないと口が閉じにくくなるのです。

 

 
034_00.jpg
 

もう一点は先端で骨を切った際には下の面に髄質が露出しており、時にそこで癒着が強く起こり二重顎が強く現れることになります。これらを理由に通常はあごを短くする場合には少し煩雑な手術になりますが、中抜き法が世界のスタンダードな術式として確立しているわけです。

 

もう少し詳しく知りたい方はお気軽にご相談にいらしてください。

 

034_01_01.jpg

 

「顎水平骨切り術」に関するメールカウンセリングはこちら
「顎水平骨切り術」に関する無料カウンセリング予約はこちら 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://122.216.220.98/cs/mt/mt-tb.cgi/244

コメント

質問です。
例えばオトガイを8mm削ると
顔の長さもそのまま8mm短くなるのでしょうか??

su-zan様

実際には8ミリ中抜きで骨を切除しますと、ほぼ8ミリ近く短くなっております。
ただし先端を切るようなやり方ですと、筋肉、皮膚のタルミが出るため実際には5〜6ミリ程度の変化のようです。
質問のお答えとしましては、中抜き法を行うことにより実際の骨の切除幅と顎の短さはほぼ同等の変化をします。

実際の感覚では
どのくらいの期間
わかる位腫れるのでしょうか?


また腫れの程度は
同居しているものを
何とかごまかせる程度の
ものでしょうか?

内出血はありますか?

まな様

腫れは個人差がございますので一概には申し上げられません。一般的には短く前進させる場合には腫れは少なく、短く後退させる場合にはやや強い傾向があります。いずれにせよ初期の1〜2週間は同居している方にごまかすのは難しいと考えます。マスクが必要になりますね。内出血は出る可能性はほとんどありません

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)