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最近アンチエイジングという言葉をいたるところで見かけることが多くなりました。残念ながら人間は加齢により、肉体的には明らかに衰えてきます。顔の表情では皺、たるみが大変気になるようになってきます。老化の象徴として最も相談が多いのが鼻唇溝という口の横のハの字の皺です。

我々美容外科医はフェイスリフトという手法でこの皺、たるみを改善させることが多いのですが、この鼻唇溝は手術でさえ改善することが難しいといわれている難所なのです。そこで今回はこの鼻唇溝がなぜ改善が難しいのか?それではどのような手術をおこなうと改善できるのか?についてお話していこうと思います。 

  

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まずフェイスリフトの切開線ですが、通常耳の前から側頭の髪の毛の中に入っていきます。鼻唇溝はこの切開線から遠く離れており、この部位で皮膚を引き上げてもそこまで効果が及ばないのです。また丁度耳から鼻唇溝の中間地点にRetaining Ligamentという靭帯組織が沢山あり、この靭帯が深部組織(骨など)と皮膚をつないでおり、例え耳の前で皮膚を引き上げ手もその力がダイレクトに鼻唇溝まで伝わらない一つの理由になっています。

 

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それでは鼻唇溝は諦めなければならないのか???といいますと・・・・そうではなく改善する方法があるのです。

 

私の行っている方法はRetaining Ligamentを超えて耳の前から鼻唇溝にまで剥離(皮膚の下を剥がします)します。土台である表情筋はSMASという筋膜様組織を引き上げた上で、鼻唇溝やマリオネットラインは先ほど切り離した靭帯を逆に利用して引き上げるという非常に手の込んだ方法を駆使しています。

この方法は実際の手術時間として4~5時間、術後の腫れも2~3週と患者さまにとっては辛いのですが、その効果は絶大なものであります。ヒアルロン酸の注入などとは到底違った効果が出ますので2週間ほどお休みを取れる方であれば是非ご検討いただきたいと思います。

実はたった今、4ヶ月前にこの手術を行った患者さまがお見えになり、長年の悩みであった”憎き法令線”がまったく気にならなくなった!と感謝していただきました。確かに見ますと、あれだけ深かった皺がほとんど見えないレベルになくなっているではないですか。

患者さまご本人も”術直後の腫れは辛かったけど、こうなって綺麗になると本当にやってよかった!!”とおっしゃっていただき、こちらも本当にうれしくなってしまいました。この手術法をもってすれば、法令線は諦める必要はありませんね。

 

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