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019_00.jpg本日は咬合手術のご相談がたてつづけに3名ありました。私自身骨格を専門としているため、上顎、下顎の噛み合わせの手術も数多くこなしております。

 

はじめに噛み合わせに関して少し説明しておきますと、通常であれば噛んだ際に上の歯が下の歯より前に出ていて覆いかぶさるわけですが、反対咬合(受け口)はその逆で下の歯が前に出た状態をいいます。噛み合わせの悪さは他の歯、顎関節に負担となり顎関節症などの疾患を引き起こす可能性があります。また顔貌では下唇が突出し、一般的には下顎全体が長く突出した表情であることが多くあります。

 

 
 
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治療法は全体の噛みあわせを診断した上で、矢状分割という下顎全体を下げる手術と分節骨切りという前歯8本のうち両側4番の歯を抜いて、6本を後退させる手術に大別されます。矢状分割は歯科矯正治療と組み合わせて行うことになります。といいますのはすべての歯のかみ合わせに影響してくるからです。

 

一方分節骨切りは奥歯の噛み合せはそのままでありますので、食事等は翌日から召し上がることが出来ます。

ただし厳密にお話をいたしますと骨切りによる咬合手術は歯を11本合わせるわけではなく、やはり手術後に矯正を組み合わせることも多くあります。また35番の歯間に隙間が出来ることもありその場合には補綴等の歯科治療を行う必要があります。結局反対咬合は歯科的治療が切り離せない治療になってまいります。

 

またよく聞かれる質問ですが、歯列矯正と外科矯正の差ですが、様々な点で異なっております。当院を訪ねてくる患者さまの場合には、噛み合せはもちろんですが同時に顔つきを変えたいという患者さまが多く、その場合にはやはり骨切りが必要になります。歯列矯正を終了された方でも、下顎の突出感は残ることが多いため・・・・やはり受け口独特の顔つきが気になるようです。

 

本日お越しになられた患者さまも以前に歯科矯正を終了された方が2名おりまして、顎の出っ張りを依然気にしている患者さまでありました。もう一回骨切りから治療を開始することになりましたが、今度こそ理想の顔つきと噛みあわせを実現したいということで一緒に頑張っていくことになりそうです。

 

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ご存知の方も多いかと思いますが、美容外科で最もポピュラーな手術は二重(ふたえ)の手術です。欧米ではこの手術は存在しませんが、日本、韓国、中国では一般的に埋没法という糸で二重の癖を作る手術が盛んに行われています。

一方先日私のもとに、二重を一重にしたいという相談の方がみえました。聞いてみますと、生まれつきは一重であったけれども、10歳ころから二重になり、自分では一重のときの顔が好きだったというのです。実際に拝見してみますと平均よりはやや広めの、いい感じの二重まぶたなのですが、それほど皮膚の入り込みが深くないので手術可能と判断しお受けいたしました。実際のところ二重を作る手術より、二重をなくす、あるいは狭くする手術のほうが、かなり難しくなります。

方法は出来るだけ睫毛に近いところで瞼縁に沿って皮膚を切開します。この部位は逆睫毛の治療の際に切開する部位ですが、術後早期から傷がほとんど目立ちません。その後に頭側に眼輪筋の下を剥離して、眼窩隔膜を切開して眼窩脂肪を引き出してきます。患者さまによってはこの脂肪が極端に少ないこともあり、その場合には脇などから脂肪塊を移植することもあります。この患者さまは脂肪がしっかりありましたので、引き出した脂肪を二重のラインをまたいで睫毛側の組織に縫着します。この時点で患者さまに眼を開けていただき、二重が消えていれば手術は成功です。この患者さまは綺麗に?二重が消失して、最後に皮膚を丁寧に縫合して手術を終了いたしました。

 

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この方法は一般的に過去の手術で二重を大きくしすぎた方に重瞼幅の修正として行う方法ですが、今回のように自然な二重も消すことが可能となります。ただし私の個人的意見では・・・・この患者さまは二重瞼が決して似合っていなかったわけではないと思いましたが・・・・・・。

 

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最近アンチエイジングという言葉をいたるところで見かけることが多くなりました。残念ながら人間は加齢により、肉体的には明らかに衰えてきます。顔の表情では皺、たるみが大変気になるようになってきます。老化の象徴として最も相談が多いのが鼻唇溝という口の横のハの字の皺です。

我々美容外科医はフェイスリフトという手法でこの皺、たるみを改善させることが多いのですが、この鼻唇溝は手術でさえ改善することが難しいといわれている難所なのです。そこで今回はこの鼻唇溝がなぜ改善が難しいのか?それではどのような手術をおこなうと改善できるのか?についてお話していこうと思います。 

  

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まずフェイスリフトの切開線ですが、通常耳の前から側頭の髪の毛の中に入っていきます。鼻唇溝はこの切開線から遠く離れており、この部位で皮膚を引き上げてもそこまで効果が及ばないのです。また丁度耳から鼻唇溝の中間地点にRetaining Ligamentという靭帯組織が沢山あり、この靭帯が深部組織(骨など)と皮膚をつないでおり、例え耳の前で皮膚を引き上げ手もその力がダイレクトに鼻唇溝まで伝わらない一つの理由になっています。

 

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それでは鼻唇溝は諦めなければならないのか???といいますと・・・・そうではなく改善する方法があるのです。

 

私の行っている方法はRetaining Ligamentを超えて耳の前から鼻唇溝にまで剥離(皮膚の下を剥がします)します。土台である表情筋はSMASという筋膜様組織を引き上げた上で、鼻唇溝やマリオネットラインは先ほど切り離した靭帯を逆に利用して引き上げるという非常に手の込んだ方法を駆使しています。

この方法は実際の手術時間として4~5時間、術後の腫れも2~3週と患者さまにとっては辛いのですが、その効果は絶大なものであります。ヒアルロン酸の注入などとは到底違った効果が出ますので2週間ほどお休みを取れる方であれば是非ご検討いただきたいと思います。

実はたった今、4ヶ月前にこの手術を行った患者さまがお見えになり、長年の悩みであった”憎き法令線”がまったく気にならなくなった!と感謝していただきました。確かに見ますと、あれだけ深かった皺がほとんど見えないレベルになくなっているではないですか。

患者さまご本人も”術直後の腫れは辛かったけど、こうなって綺麗になると本当にやってよかった!!”とおっしゃっていただき、こちらも本当にうれしくなってしまいました。この手術法をもってすれば、法令線は諦める必要はありませんね。

 

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鼻の手術は非常にヴァリエーションに富んでおり、様々な改善方法があります。

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最近鼻の骨切りを希望される患者さまが多くお見えになります。具体的な内容は、斜鼻(鼻筋が曲がっている)を改善したい、ハンプ(段鼻)を改善したい、広鼻(鼻筋が太い)を改善したいといったものです。

これらに対しては一般の鼻の手術では対応できないことが多く、骨切り手術を適応することになります。それぞれに対して多少解説を加えてみましょう。
 

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 1.斜鼻

鼻が曲がって見える場合には、どの部分が曲がっているかの診断をすることがまず第一です。鼻の骨が曲がっているか?鼻中隔も曲がっているか?鼻先だけが曲がっているか?小鼻が左右で違っているか?左右の目の中心と唇の中心がずれているか?等診断が非常に大切になります。

このうち鼻の骨自体が曲がっている場合には鼻の骨切り手術を行う必要があります。通常鼻中隔彎曲も合併していることも多いため、そちらも同時に改善する必要があります。自己診断では、鼻の右側と左側で空気の通りが違っている場合などは、鼻中隔の彎曲を伴っていることが多いです。

 

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2.Hump(ハンプ、段鼻)

人種を問わず非常に多い変形です。横顔で鼻の骨の下端あたりが突出していて、まっすぐでない状態です。通常鼻骨、鼻中隔、外側鼻軟骨の3つの要素が絡んでおり、これらを一塊でのみを使って切除します。ただし程度が軽い場合にはやすりなどで削ることが出来ますが、その場合には多少鼻筋が太くなることを覚悟しておいてください。

これらを防止する意味で、ハンプを切除したあとは、両側の鼻の骨の外側で骨切りを行い幅寄せをする必要が出てきます。すなわちハンプは取るだけでは駄目で、鼻筋を細くする(外側骨切り)手術を併用する必要があるのです。 

 

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3.広鼻

鼻が根元から広く、太い場合に一般のクリニックで細いプロテーゼを入れられて、却って鼻が大きく見える!といった悩みをもたれる方がいらっしゃいます。この場合にもやはり鼻の土台である鼻骨を外側更に中央(内側)で骨切りを行いまして、幅寄せを行う必要があります。この場合に手術後の固定が大変重要になります。通常2週間は固定をしていただきますので、患者さまの負担はそれなりに大きいのですが、実際にはこの方法以外には治療法がないので、受け入れてこの手術を受けられる患者さまも多くいらっしゃいます。

 

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このように骨切り手術はきちんとした結果を出す自信があれば非常に適応が広がるのです。やり方としては私自身は好んで外側法を行っています。これは2ミリの極細ノミをを使って皮膚側から鼻の骨を切るのですが、傷跡は初期からまったく目立たないことが多く、術後腫れも1週間から10日程度でかなり回復します。何より本法が優れているのは、ノミがコントロールしやすく、確実なラインで骨を切れるのです。したって術後の結果も安定しており患者さまから喜ばれております。

 

鼻の内側からノミで骨を切る方法もあるのですが、どうしてもノミが中央に寄っていってしまい、どんな名人になってもなかなか安定した結果を得るのが難しい手術となります。

 

いずれにしても上記のようなお悩みをお持ちの方は、より詳しいお話を聞きに是非カウンセリングにいらして下さい。

 

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